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クラウ

tomi


随分前だが、シマコ先生の「現代百物語」シリーズを面白く読んだ。

コレ「百物語」と銘打ってはあるが幽霊譚のたぐいは意外に少なく、新耳袋や加門先生的なお話を期待する向きには不満かもしれない。また市井の人間のおぞましさや狂気を「笑って楽しむ」平山氏のウソ実話もの(東京ナントカとか)ほどグロテスクでもなく、1話1話の怖さ加減が気持ちのイイ(つまり悪い)所に落としてあって俺は好き。エロチックだし。
そしてどれも怖いし、抜群に面白い(香港だかどっかのカニバリズムの話、迫力!)。

以前から感じていたのだけれど、この作家は「恐怖ポイント」というか、怖がるツボが非常に自分に近い物があるなあ、と。フィクションでも、実話モノでも。
日常の些細な出来事や他人の発言から、ふと世界を観る視点をちょっとだけあっちにズラされちゃうあの感じがクセになる。
御自身の発見・体験話も他人からの聞き書きも、ツッコミや取材がいちいちアバウトで、手前の想像力で堂々と勝手に怖がっているというのも作家がコワイ話を書く時の流儀としては正しくて好感を持つ。
ウマく書くから伝播するし、その想像力。

まあ、「実話だからコワい。ウソじゃダメ」というような融通の利かない立派な常識人の方々(格闘技観ていつまでもヤオガチ言ってる類い)には向かないと思われる。全ては演出だから、こういうのは。

…なんかこの「言い切り文体」、ものすごくエラソーに読めてヤだな。
この話は単にフリで。


実は、Tolosaフェスでの、富姫お披露目の話をしなくちゃと画像を整理していて思い出したんだよね…
初演の「天守物語」製作時の不可解な出来事や拙作「SHOTS」撮影現場における理解しがたい出来事、その後長く続いた奇妙な符号系の話をさ。

これって人に話してもうまく伝わらない系のコワい話の数々ね。幽霊が出てどうとか誰それが殺されてなんとかじゃないから尚。

いわば「奇妙奇天烈なはなし」。


テレビも舞台も映画も(人形作りなんかも特に)、創作の現場は異界に近いらしいじゃん。ちょっと普通とズレた「ハレ」の世界に長く居て麻痺してしまい、当たり前にやり過ごして来たアレコレの出来事も実は怪談だったなあ、と。今思い返せる自分で良かった。モロに食らっても死んでなくて。

でもどっかは確実に狂ってる様な気がするけど。
狂ってるけど。

そんな話、思い出した時突発的に書いていってみようと思う(なんの決意だ)。
なんせ忘れちゃうからさ、そのうち。

あ、でも中には実際人が亡くなったりしてるのもあってヘラヘラ書けない話もあるな。未だ有効な呪いもあるし、俺は学習能力が低いから、すぐまっすぐ行って食らうし。
よそうかな…

まあ、出来る範囲でボチボチ(弱火)。前回の「厄」の話も実はマジで、ベラベラ話す事で厄払いしてるって側面もあったりするわけで。

◎磁
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Author:◎磁
J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


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これまでの活動報告やイベントレポートなどはリニューアルしてこちらでボチボチと引き継いでいます。これからの活動や仕事の話、主宰者の私事などもガチャガチャと書き散らしつつ。



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