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Shout At The Devil

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智恵はここにあり。思慮ある者は獣の数字を算へよ。獣の数字は人の数字にして、その数字は六百六十六なり。
~ヨハネ黙示録 第13章18節~



未見の、「レギオン(スコット・スチュワート監督 2010)」というハリウッド映画があって。

ネタが数年前に俺の創作していた脚本とカブっていたので気になっています(あ、まるでメジャー作に『盗作、盗作!』と騒いで訴訟起こす既知外みたいだけど、俺、違うよ)。


古今東西、神と悪魔をモティーフに「善悪の対決」をテーマにした映画作品は数多くあり、実は俺的には大好物なので、思いつくまま挙げながら。
その種のストーリーを日本人が考えるときやっちゃマズイかな、と思われるのは直裁に神と悪魔がそのものの役で出て来る(しかも人間の俳優がやる)ってのだと思ってたんだけど、やりようによってはアリなのかな。役名「神」または役名「天使」ってやつ。

深キョンがやってた映画は危なく行く寸前だったけど、悪魔が出て来て対決してる様子がチラシから窺えなかったのでスルーしました。でもあれ恭ちゃん、「天使」役だったハズ。蛮勇だと思う。

キリスト教圏の外国映画にはやはり非常にそのタイプが多い。何のメタファーも用いず「どうも、天使で~す」と出るのだから失笑を禁じ得ない。
まあ、聖書の登場人物は欧米ではスーパースターだから、「え?窪塚が天草四郎?」みたいに、誰が演じるのか、そこを楽しむのがいいね。「え?勝先生が金八?」みたいに。

俺のお気に入りの天使と悪魔は「コンスタンティン(フランシス・ローレンス監督 2005)」。ティルダのやったガブリエルはよかった。
まあマンガなんだけど。
アレ、言うまでもなく(いや、言う必要がある)、超名作「ゴッド・アーミー/悪の天使(グレゴリー・ワイデン監督 1994)」のウォーケンが演じていた役と同一ね。
「天使座り」こそしなかったものの衣装メイク共に格好良く(女優だってのがまたイイ)、悪さも相当なもので、俺の「天使役ランキング」の上位に入れておきたい。
「コンスタンティン」では悪魔(ルシファー)も良かった。力也風ヤクザってのが斬新。キアヌの肺ガンを手で取っちゃうんだよね。「ゴッド…」だと誰だっけ…ヴィゴ?あっちのルシファーも良かった。哀しみに溢れていて。

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逆にヒドいのも結構いる。

筆頭は当然サム・ニール。上目使いで「ナザレ…貴様はなんたらかんたら」ってアホ丸出し。
悪魔の子は俗界のテレビ女(しかもバカ)とソッコーヤったりしない(絶対出世できないから)。
しかも俺、初見がテレビの洋画劇場だった事でコレなお印象悪い。「キリスト!どこにいる!姿を現せ!」だもん。ギャグか。大マジじゃ子供だって引くっての。

あのシリーズは最初から「悪魔の子」ってのを疑いもなく押し付けてくるのでコッチは引くばかりだよな。
悪魔は、なんかに例えてくれよ!と。
冒頭の「メギドの剣」が巡り巡って修道院にたどりつくまでのテンポ(セリフなし)や、イングランドらしい枯れた風情のあるロケ地で、金かかった狩りのシーンで移動撮影やりまくるなど、随所に見せ場はあるものの。

映画なんだから、「善悪の闘い」はテーマに留めて欲しいものです。

ただ「面白い殺し方」を観るシリーズなのだから、制作前にそこを確認し合っておかないとこういうクソ真面目な失敗をするという好例。
ああ、ごめん。以上、「オーメン 最後の闘争(グレアム・ベイカー監督 1981)」の話ね。

今思えば彼らは事務所からホンもらって頑張って演じただけで罪は無く、こんなに年月がたってもバカとか言われて気の毒ですが。
デ・ニーロの「ルイス・サイファー(笑)」もまた。ああ、「エンゼル・ハート(アラン・パーカー監督 1987)」の話ね(めんどくさい)。
アッチは雰囲気が良く邪教や田舎や戦後のドサクサなどがリアリティーを支えていたし、パーカー監督自身の「そこを描きたいわけじゃないんだよね」がビンビン伝わっていたので救われた傑作ですが、デ・ニーロは損したな。バカみたいだもん、ひとり。今観ても。

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やはり気をつけたいのはメタファー。
「いわば、神」。
「まるで、悪魔」。
その位に留めつつ、リアリティーある物語にしないとね。

日本映画で「神だ悪魔だ」とやるなら特に。三池監督の様にホラーじゃなく喜劇に振る方向ならアリかな。
キリスト教に限らず、ホラー映画の範中で宗教を扱う時の、自分の立ち位置。これを確定しておきたいものです。

最良の例としてスペイン映画「ビースト/獣の日(アレックス・デ・ラ・イグレシア監督 1995)」を挙げておきたい(そしてバカにされたい)。

あのデブ…最高。神と悪魔の取り扱い、最高。設定、演技、ロケ、最高。
色町の、ザラっとした退廃の雰囲気もサブキャラたちの造形も皆いい。。そして宗教に対するスタンスの取り方。すべて奇跡的に気持ちいい。思い切り最後に二足歩行のバフォメットみたいなクリエイチュアが出て来てズッコケたんだけど、小池さんに言わせると「あれがなくてはダメ」との事で、俺もまだまだ未熟だな、と。

ランキング行こうか(まとめるの面倒くさくなった)。

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しかしな、これほどまでに多い「悪魔の」って邦題がついてるのに悪魔が出て来ない(言及されない)映画が大抵低俗なのに、やっぱ「神の」「神々の」ってなるとちょっとご高尚だったりするのが何かを表しているな。




★「神と悪魔を扱ったホラー映画なのに、シラけないで観られる名作ランキング」


10位 「リーピング(スティーヴン・ホプキンス監督 2007)」
ゼメキス!シルバー!ダークキャッスル!2007年にコレ…サイコー。あと、テーマ関係なくアナソフィア10点!


9位 「エクソシスト2(ジョン・ブアマン監督 1977)」
また出た。このランキング設定してコレハズせる御仁がいたら教えていただきたい。このあたり(9位)に潜りませているのがミソ。許してもらおうか。


8位「エクソシスト・ビギニング(レニー・ハーリン監督 2004)」
こういうの許しながら楽しめるのがオトナなホラーファンだと思う。ステラン、貫禄ありすぎてダメ。若きメリンはマックスみたいにオロオロすべき。パズズゥ、怖くねー。 


9位「センチネル(マイケル・ウィナー監督 1977)」
え?覚えてるわけないじゃん。夕方の再放送、しかも吹き替え。でもランク・イン。「そんなホラーにだまされて」By.原坊だよ。


8位「ゴッド・アーミー/悪の天使(グレゴリー・ワイデン監督 1994)」


7位「エンゼル・ハート(アラン・パーカー監督 1987)」


6位「ウィッカーマン(ロビン・ハーディ監督 1973)」
邪教モノに行き過ぎちゃうとノミネートが多くなり過ぎるから、このへんまでか(基準曖昧)。
「悪魔の追跡(ジャック・スターレット監督 1975)」、「ローズマリーの赤ちゃん(ロマン・ポランスキー監督 1968)」と同点6位に留めておく。


5位「フロム・ダスク・ティル・ドーン(ロバート・ロドリゲス監督 1996)」
信仰のはかなさ、強さに触れていて良い。


4位「エクソシスト3(ウィリアム・ピーター・ブラッティ監督 1990)」
神父が無力で良い。悪が悪くて良い。


3位「ギャザリング(ブライアン・ギルバート監督 2002)」
こんな難しいホン、回って来てこうやって仕上げられるか?同情票2位。


2位「ビースト/獣の日(アレックス・デ・ラ・イグレシア監督 1995)」
文句なし。現時点実質1位。


1位「エクソシスト(ウィリアム・フリードキン監督 1973)」
永久欠番。


疲れた。ホラーじゃないけど実質1位は(いくつあるんだよ)「バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト(アベル・フェラーラ監督 1992)」。キリストが出て来るからね!「やれんのか!」という局面で心の支えにしていきたい名画だよ。てか、「コンスタンティン」、入ってねえじゃん。

画面が飛び出そうが、深津絵里が出ようが永遠のテーマであるこの「善VS悪」だけど、いざ語ると表層を舐めただけの浅い記事になるな。もっとヒマな時にまとめとく。あと、「レギオン」、予告編観たけどチョット違う(大丈夫)から、例の俺の脚本を推敲して仕上げておこうと思う。

maria

◎磁(写真も全て)
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J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


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旧HP「電磁場」とのリンク期間終了しました。
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