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サッド・ヴァケイション(俺のね)

R15の邦画を3本、連続で観て来ました。
(ゴメン、「素人映画批評ブログ」にしないように気をつけるから!)

北野監督「OUTRAGE」
井筒監督「ヒーローショー」
中島監督「告白」

まずはなんでR指定?どれもコドモがこそ観る映画だと思うけど。どれも皆TVの洋画劇場で九時からやってたら中坊が喜んで観るだろうに、と思える出来映えでした。

軍配は(何の勝負だよ)井筒監督、かな。

印象だけで書くからご容赦、ね。
もしかして井筒監督、「ガキ帝国(1981)」とか「岸和田少年愚連隊(1996)」、「パッチギ!(2004)」を作った事で、世間に『暴力礼賛監督』と曲解されていることに対して、なんか策を講じておかないといけないような局面に立たされたのかも。どっかで小うるさい大人共に「映画が子供に与える影響云々」言われたか、「パッチギ!」のマネしてイジメやってるガキとかが「本当に居て」ショック受けたとか、なんかあったんじゃないか。
そんな邪推をしたほどに生で、汚い暴力の描き方で、ヘヴィーでしたよ「ヒーローショー」。
登場人物がそこらへんにいるフツーのバカ共ばかりだからイヤなものが数日間残りました。

ちゃんと怖かったし。

関西圏の話術を封印して、これまでの「チョイ前の時代劇」ではなく「今の千葉(笑)」のジモティ話にした所からして井筒さんの本気を感知出来たし、これまでで一番ツマらない芸人の起用も図に当たって成功だったのではないでしょうか。ロケも良かった(あの殺人現場のアトモスフィア!夢に出るわ)。

おそらく誰よりも真剣に、実際の事件なども取材して参照して、浅はかな千葉八王子系のバカ共に寄り添いながら行けるとこまで行こうとしたのに、何も語るべき物語が残らない事実に呆然と立ち尽くしてしまった井筒さんの絶望感が垣間見えた様な結末で、そこも素敵。勇気ある表現。

くだらないヤクザしか出て来ないたけし監督の映画は、誰にも移入したり投影したりする必要がなくて、安心して暴力を楽しめました(惜しいかな昔の程ヤクザが怖くなかったけど)。今回も笑って役者の顔を観ようと思ってたのだけど、なんかギャグのセンスがちょっと古くて、ややモウロクしてるような気がしました。まあビッシビシにカッコよくやってたらそれはそれで軽蔑したでしょうけど。こういう「ありがたがられたがらない映画」が丁度良いと思います。いっぱい撮って欲しいです。タイトルは「キッズリターン」以来の冴えた出来映え。



さあ、「告白」。
これ俺ダメ。困る。ヒットしてるんですよね。

ちょっとスマンが、試しにヘンな「Rediohead」とかの唄モノのBGM、消してみてもらっていい?
うるさくて松のユルい横打ちとかイケメンな方の子役のアップとか、画面に映ってるモノ(出来事)がホントにあの楽曲程のエモーショナルなモノなのか判定出来ないから。
とりわけイヤだったのは「ランボー(1982)」以来のイラねえ主人公の慟哭のシーン(ねえよく観た?!何も起きてないよね、あのシーン)。松、納得してやってたのかな、あの泣き。
外国の生命保険のCMみたいな色調(陰惨な、といえば退色&逆光か?)も移動とカッティングで作ってるテンポらしきもの(ショットそのものは何も映ってないか「説明」ばっか)も、贅沢なCGの使い方(今はこの程度は当然なんだろ?)もすべてがウマく、堂に入ってるだけに小賢しい。
肝心の「監督」はどこにいたんだろ。
作中唯一「監督」の所在を感じられたのがその「それらしい唄モノをガンガンかける」って所だけだったんだけど、あれですらあの種の楽曲が好きで使ってるワケじゃなく、全てが効果的効果追求の産物なのだろうな。
「こないしといたら、お客ハン、満足でっしゃろ?」。まあ、バカにされた様な気になるのです。

失礼しました。俺よく分かりませんでした。良さが。

よく似たキラいな作品に「39~刑法三十九条~(1999)」と「黒い家(1999)」がありますが(どっちも同じヤツか)、シナリオに安易に寄り添わないトコこそがプロまたは職人監督(笑)ということですか。仕事の才能に恵まれ、多作、ヒットメイカー、じゃ誰も文句もないか。またすぐ全然違うの撮れるんだろうし。いいな。
ついでに「20世紀少年(2008~)」もこの仲間じゃね?モチ1本も観てないけど。

子供の死体を嬉しそうに撮るヤツら。
アレが何か問題提起になってるとでも思ってんのかな。
こいつらあの無様な井筒映画、観てるかな。
同じ子供の死体を撮ってた坂本監督のあのリスキーな人身売買の映画、観てるかな。
西川監督作観ても自分の才能に絶望したりしないのかな。いいな。

俺が見方浅いオッサンなのは承知で言ってんだけどね。
でもエロくない中坊なんか何時間も観たくないよな(あれがウワサの「草食系」か?)!

この原作なら、女流監督に凄いのいっぱいいるんだから、撮ってもらえばいいのに。コッテリとエロく。
俺、誰様でもないから「映画にひれ伏して撮れ!」とは言わないけど、どういうのを面白い映画だと思ってるのかファン(中坊、三次会)みたいなレベルで聞いてみたいです。

この日は、よせばいいのにホラーの過去ヒット作を狂った様にリメイクして(全部玉砕して)いるマイケル・ベイが性懲りも無く製作した「エルム街の悪夢(PG12!! 作るなよ、なら!)」を観ようと思って街に出て、時間が合わなくて「告白」観たのでどうでもいいけど、フレディ観て怒ってた方が健全だったかも(あ!怒ってたんだ)。



三島監督はいいな、試写会でいっぱい新しいの観れてよ。「悪人」も良かったんだって(八つ当たり)?
俺は今年こそは(もう半分過ぎてんだろ)ガンバッて映画をたくさん観る年にしようと思う(中坊か)。

◎磁

P.S.
自己嫌悪。他所様の映画がどうとか、本当はブログに書きたくなんかないんだよ!
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J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


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