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♪抱きわを~ぅたびに~フンラ~ Secret river side~♪

imakara1

イマカラメガネAct.9「女の雨情」下北沢、観て来ました。

ライヴこそが真価を問われる小劇場において、外野があんまり終わった後になんだかんだ言うのは憚られるものです。自分のブログだし。なので、ヨソの劇評めいた記事や感想文で取りあげられそうな、ストーリーの内容とか目立った演出プランの話は適当にしときます。

アンサンブルでひとつのストーリーを語る演劇の場合、役者個々の演技力の差が観客の気になっているようではよろしくないわけで、なるだけストーリーに集中させるための演出が大事なのはモチロンのことです。
その部分ではこの「女の雨情」は、女ばっかのムダ話が多いようで実は一度もストーリーから逸脱せずにコンパクトに語り終えていた成功例だったのではないでしょうか(誉めています)。
過去には、観劇後に残った印象が「役者の演技力のバラつきだけ」のような演目もあり(ヒドい言い様だな)、ワークショップで集めて即興でセリフを作るやり方自体の限界を見た気がした事もありましたが、今回は演出の「即興からやや逸脱した半ば強引な交通整理」も吉と出ていたようで良かったと思います。行きつ戻りつしながらも、オチがうまくまとまっていました(誉めています)。賛否あるだろう「3人に戻さないところ」こそ意図だったと思えば。
観劇後のお客さんの、「芝居の感想が芝居内容の感想である」という健全な状態が成功を裏付けていたと思います。
個人的には、過去にもっともろもろキモチE演目があったので最高傑作!とは言えませんでしたが、総合的には今回もよく出来上がった芝居になっていたと思います。これは各方面好評でしょう。泣かせながら笑わすのは凄い(誉めて…もういい)。

stage




しかしながらやはり役者の演技力の差は歴然とありました。できれば役者さんはヘタ5にウマいの3位の人数比で見たい感じがします。わざわざヘタだウマいだのと無礼承知で言いまくっていますが(そのうち殺されるでしょう)、今回芝居がまとまっていただけに、俺が観劇後に考えたテーマはその「演技力」って事だったワケだからなのです。おお、また大きく出たぞ!

「演技力」ってのは何かというと、とどのつまり「モノマネの力」をいうのではないでしょうか。
たとえば「飛鳥涼のモノマネ」をするとして、自分の中にある飛鳥涼像を的確に伝達できる脳とそれを再現できる体を持った者、これがモノマネのウマいやつというわけです。

この「モノマネ」というのは「いつか何処かで見たモノ」を自分の体で再現する事に他ならず、これはほとんど「演技」の定義と同じだと思うのです。

声音や顔の似てる似てないより、飛鳥涼の中の「ああASUKAだ!」という部分を的確に掴めるか否かがほぼ全てなのです。そこを外さず掴むセンスが「演技力」のキモだと思います。
劇中、他の場面でも的を射た芝居の選択で「演技力」を発揮していた役者はやっぱり飛鳥涼の「モノマネ」もウマかったのでそんな事を思った次第です。バカこそ大マジでやるのはいわずもがな。一見、芝居の中ではサービスのみに貢献しているような派手な演出場面(歌や踊りネ)でも、大事なのは演技力なのだと今更ながら感じたわけです。

えっ!?アレはCHAGEだったって?すいません…出直します…。

ともかく、飛鳥涼だろうが殺人犯だろうが百済の王だろうが、自分の体験に無い出来事や人物の場合だったとしても、これまで見た他人の芝居や読んだ小説や雑誌や映画やドラマやニュースや親戚のおばはんの長電話などから得た様々な情報から、脳が導きだした「ソレ像」をすぐに伝達でき、かつ的確に再現できる鍛えられた体を持った役者、それが演技力のある役者というヤツなのではないでしょうか。
簡単に言うと「したことないモノマネでもウマいヤツ」。違うか。なんか違う気がするな。

だらだらごめんなさい。個人的にはヘタでも好きな役者もいますよ(今更)。でもモノマネ芸人のマネをする役者はイヤ!ウケたい台詞でつい張る、単発のネタが客にウケたらノるなんてのは論外。

まあ、劇作家だって演出にしたって結局「いつか何処かで見たモノ」の再現に終止しているようなもので、役者に限らず、のお話かもしれません。
だから「いつか何処かで見た(または見てないのに脳が見た気になった)モノ」のストックをどれだけ増やせるか、その中で的確なものをどれだけ選べ、客前で再現できるか、俺も日々観察や想像を怠る事無く精進して行こうと思います。

って、全然劇評じゃねえやコレ。

え?ソレ昔から業界で「引き出し」って言われてるヤツの事だって?
「引き出しを増やしておくと良いよ」っていうとまるでロートルの説教だけど、「いつか何処かで見たモノのストックを増やそう」って言うと「共に歩んで行ってる感」がない?この文言のチョイスがセンスなんだけどな。

♪キンミンがを~もうよりもを~ぇん ボクわァは 君がァは 好き~♪

◎磁

p.s.
エクササイズのシーンはスタッフ・キャストの集中力と地力がいかんなく発揮された、メガネ史に残る名シーンになったと思います。
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J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


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