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すなてでよかった



時代と共にどんどん小振りになり、今や存在すら疑わしいアイテムのひとつに、”おばあちゃんの知恵ぶくろ”というのがあろう。
昭和40年代前半生まれの俺のおばあちゃん辺りは戦前・戦中(湾岸戦争じゃないよ)を生きて来たタフな世代で、やはり日常のチョットした部分をより良く、少しでも快適にするための小さな知恵がたんと詰まった袋を常備していたように思う。ただのトリビアでなく、時にはこのボンクラの命すら救ってくれた、大変実効性のある袋だったと今更ながら。

曰く「馬殺し」。

コレ、俺のように一人暮らしの長かった放蕩孫(そんな言葉はない)が、ガタガタながらもこんなトシまで生きて来られた事にかなり貢献しているワードなんだけど。知らなきゃ、シワ取りと韓流追っかけに忙しいチミのおばあちゃんに聞きたまえ。

似た様な絶滅危惧種には”オフクロの味”とかもあるが、ソレはまた料理話の時にでも(あんのか)。

だいたい、俺の方がモノ知ってたりするから嘆かわしいネ、最近の”おじいちゃんおばあちゃん”のていたらくは。
俺の好きな福澤徹三センセの実話怪談や「新耳袋」のエピソードに時折出て来るおじいちゃん達の、明らかにアッチに片足踏み入れたモノ言いのなんと含蓄に富んだ事か。

資料も参照せずにパッと思いつくトコで俺が大好きなのは、「新耳袋」に出て来る、「砂手で良かった。泥手やったら死んどった(ウロ覚え)」とボソリとつぶやくおじいちゃん。
福澤怪談では、坊主頭の子どもに水底に引き込まれそうになり、命からがら帰った話者に「盆に海に入る奴がおるか」とドヤすおじいちゃん。または水死者を祀った無人島に人魂の誘いで連れて行かれそうになった話者に「ひとつで良かった。わしのときは5つやったからの…(意訳)」っていうおじいちゃん。

こんなこと孫に言えるようになるんだろうか、この勉強不足の俺は。

かつて勤めていた職場の独身女(イイ年)があまりにもモノを知らない事に呆れて、「ねえ、そこまでモノ知らないと、自身の命どころか、関係者や家族の命もいずれ危険に晒す事になりはしないか?知恵のある大人が子どもを守る事で永らえて行くのが世界の摂理なのでは?」と小言を言った所この女、「孫に『ばあちゃんダメだなあ』と言われて教わる様なおばあさんになりたい」とてらい無く宣い、俺を「エミリー・ローズ」ばりにのけぞらせたものだったが、論外であろう。
孫を危険にさらす前に死んで欲しい。さらには子どもも作らなくてよろしい。なので慌てて、低質な伴侶を求めなくてよろしい。つまり、今のままのキミが最高。

なんとなく人生を折り返した感が否めない昨今なのだが、できれば孫がうかつにも未だ日本中に顕在する異界(沖縄など)に足を踏み入れ、死にかけたときなどに気の効いたひとことで喝破できる、知恵あるお爺さんになりたいものだ。

P.S.
盆近し。またしても異界モード突入準備中。

◎磁
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Author:◎磁
J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


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これまでの活動報告やイベントレポートなどはリニューアルしてこちらでボチボチと引き継いでいます。これからの活動や仕事の話、主宰者の私事などもガチャガチャと書き散らしつつ。



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