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マレーシア追懐~その3~



さて、予告したワークショップの話ですが。
その前にこのツアーの大きな収穫をふたつ紹介。まずはホームステイ先のホストに大変恵まれた事です。俺がお世話になったのは地元の舞台美術家兼舞踊家CHIN YUの部屋(画像↓)。Dr.ウォンが俺のなりを新宿で見て、よさげなホストを探してくれたのでしょう、年頃も近く、嫁さんは台湾在住で一人ぐらしということで彼が選ばれたようです。コイツがホントに面白かった。 

homestay


マレーシア語はインドネシアと同じ様な言葉ですが、バタバタ出掛けたため事前にまったく勉強してなかったし、こちとら絵を描いてもの作ってる商売だから仕事さえ始まっちゃえば、手とテキトーなアジアン英語でコミュニケーションすれば相手ガキだしソコソコ伝わるだろとナメてたのが間違い。華僑系の多い大学内ではまくしたてる様な中国語が主に飛び交い、通訳さんが来てくれるまで結構言いたい事伝え切るのがキビしかったのです。コトバのコミュニケーションは大事だよ。
しかし家に帰ればCHIN YUの英語力も俺とたいして変わらなかったし(中坊以下)、彼は中華系だったが落ち着いたヤツで日本も好き。毎晩(画像真ん中の↑)テーブルで、漢字の筆談を交えてホントに色々話しました。元々英語ヘボだから細かい事まで言わなくて良かったし、日本で喋るみたいなウソも交えず、シンプルな付き合いが出来て非常に楽だったのです。
真知子氏は割合金持ちのご家庭にお世話になったのですが、彼女は英語が俺よりヒドいインチキな世代で苦労したと思われます。ステイ先の印象で旅自体の印象が変わってしまうのではないでしょうか。その家には一人娘がいたのが羨ましかったですが。
因みに台湾人の大道芸人がやってくるまでの間は画像上手の空色のベッドが俺の寝床でした。
この家、CHIN YUがアトリエ兼稽古場にしているスペースが上に有り、工房が下にある三階建てで、家賃幾らだか知らないけど美術やるモンにはとっても羨ましい好環境でした。裏の通りはインド系の人が多くてちょっとアヤシ気だったけど。とにかくCHIN YUには、書けない様な事もケアしてもらって俺にはサイコーのホストだったのです。

もう一つも言葉の話。
若者とのコミュニケーションで困るのは想定内だったのか、ワークショップには特別に我々の通訳が呼んでくれてあって、それが台湾系のワンさんと日本人の横須賀TOMO。
TOMO(画像↓)は東京の老舗有名事務所所属の役者で、インドネシアに年中行ってる変わり者。Dr.ウォンがこのプロジェクトに呼びつけた時もインドネシアから来て、終わったらインドネシアに帰って行きました。
TOMOが主にマレー語を、ワンさんが中国語を訳してくれたんだけど、このワークショップはホントに学生やジモティとの付き合い(話し合い)が重要で、やっぱ彼女らも通訳の枠に捕われずに人間関係に巻き込まれていくタイプの人たちだった事で、ある時はグチの聞き役にもなってくれたり、こっちも聞いたり、なんか俺たち尻に火がついてヤバイときには本当に一緒に手出して支えてくれた戦友でした。
彼女らも今頃、俺らとこのムチャな仕事やって楽しかったと思ってたのなら幸いだな。
話早いんだよ、こういうドタバタした現場の時、ちゃんとやってる舞台の連中は。ああ、TOMOは元気だろうか。

tomomi


さあ、ワークショップ。
まずは「アイスブレイキング」という打ち解ける為のマスゲームや自己紹介的なお話から始まりました。
俺は割とスポーツ少年団や偽カブスカウトとかでこういうの知ってるから平気。とりあえずガキ共が日本人に興味シンシンなのも押さえて、ソツなくうまく立ち回りましたよ。なんだかんだでかわいいし、ガキ共。
しかしながら…
「いつまでこれやってんだ!」
色んな人種や年頃のガキ共を打ち解けさせてチーム分けし、テーマを浸透させ、デザインし、図面を引き、材料を切り始めるだけでもう5日もたってるじゃん!しかも1日の始めに全部伝え直しじゃん!
いや、Dr.ウォンが長年の研究の中で構築して来たワークショップのノウハウ、心を開かせ協調させ、ゼロから皆で作って行くためのやり方、それ自体は素敵なものでした。なんも否定しません。ただそれと我々が構築して来た、素人と大きな人形を作るために必要なノウハウや時間設定との齟齬が何かと俺たちを困惑させ焦らせていたのでした。
お国柄、ペースが違うと言われればそれまででしたが。
『このまま作業時間がズレ続ければこちらがツケを祓う事になるのでは・・・』

Dr.ウォン、どういう仕事させたがってるんだ、俺に。その辺をメシの度に確認しているはずが、日々の現場はまるっきり働かない大学生(イベントのアシスタント達らしいが…)のケアや小学校、幼稚園を担当している地元アーティスト(おしゃべり専門)との不毛なミーティング(『私のクラスの子供は素晴らしい』『私のアシスタントは皆言う事を聞く』式の)に時間を取られるばかり…

俺たちの肌は強い日差しの下でどんどん黒くなって行きながらも、逆にその顔色は青ざめて行くのでした。

なぜって?このままじゃ本番に間に合わないからだよ(基本)!

◎磁
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J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


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旧HP「電磁場」とのリンク期間終了しました。
これまでの活動報告やイベントレポートなどはリニューアルしてこちらでボチボチと引き継いでいます。これからの活動や仕事の話、主宰者の私事などもガチャガチャと書き散らしつつ。



今後ともよろしくお願いいたします。

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