スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ひとめぐり

yoshi

イマカラメガネAct.10「恋シテ、乙女!」、ラクを観て来た。

「YOSHIMIセンセの絵を勝手に転載している件」はスルーで。

最近めっきりアヤシい俺の記憶が確かなら、2005年のAct.3「スレスレ」以来のオフィスもの。
そもそも旗揚げの「大人のナントカ」がオフィスものだったしな。
よって、「得意技」と認定。
10回公演という節目、現役OL演出家のホーム、満を持してのオフィス設定、結果、最高傑作じゃないの、コレ。

キャンペーン・イベントでご一緒させてもらってる関係上、今回の成功の要因を考えてみた。
勝手に、かつ例によっていいかげんに。

今回のストーリーが過去最高にまとまっていたのも、限定されたオフィスのみでの話に絞った事が奏功したと見る。主役が1人っていうスタイルも久々だったかな?それも物語をスッキリ語れた要因だと思う。時系列もイジってなくて視点切り替えも強要されずに、シンプルに語ってボヤケてなかった。そのせいでやや保守的な芝居になってしまった感はあれど(複数名に『女寅さん』と言われているゾ)、分かりやすいイイ話で面白いに越した事は無いので、無問題。
いつも難しいサゲの救い方も傑作「小さい女」と同じくらいのちょうど良さでグー(って最近言わない)。

「スレスレ」と同じ主演女優だが、この数年で、単独主演を張れる様に成長したというのも実はあったりして。
芝居を観て、他とバランスを崩す程ウマい役者が堂々主演を張っているとつい「ウマすぎる!脇で押さえに使えよ!」などと言いたくなるものだが、意識してカラミに力点を置いていたようで、「勝手に主役やってる」感じがしないのがいい。いや、そう見える人多いからさ、他所で(場合によってはヘタよりムカつく)。
主役ならアクションは当然だが、この人はリアクションも上手なのがその浮かずに済む要因だと思う(かなりギリだけど)。
今回は役の方向性も迷い無く定まっていたように見受けられたし。あんま現実の自分を投影する余地が少ない(オバハンだとか、会社員だとか)設定だったからか、ノビノビと他人の人生を暮らしていた様が好印象だったが、単に贔屓目か。そう言えるか。
ああいうのを「演じる」というのではないのか?
実はこういう人が脇にゴロゴロ居る芝居を観れたらそれは幸福だと思う。
子役時代から見ている俺としては、感慨深いモノもややあってこの下りは点数アマいので無視で。唾棄で。


横道に逸れず、物語も停滞させずに、説明臭さも回避してかつちゃんと踊れていた今回のメガネダンスは上出来。余談だが、「がっぷり企画」中岡クンのダンスがそこそこイケテるのにはいつも笑わせていただく。
こないだイベントで照明卓横に付いて実状のぞいちゃったから尚、今回のダンス照明の気合いには敬服。

koishite



あとは…
専門的な事を言わずに、あえて何の仕事してるのか分かんない会社にした事も(違うか)、勤め人の観客なら誰もが共有できる「あるある感」や「いるいる感」の強化に貢献していたと思う。とかいって俺、普通の会社の実体なんか知りゃしないケド(でも一見、極端スギる付け耳の若い子みたいなのも、さる業界には居るし!)。
今回は特に、一緒に生活のモロモロを共有している仲良しグループに見えちゃいけない話だったから、全然仲良しに見えない役者陣が揃った事が吉と出たのでは(段々ヒデえな)。
「何年も一緒に暮らしてます」「血縁です」「幼なじみです」ってなったらまた違う配役になるんだろうけど、今回のメンツにはあの設定がハマッたという印象。

舞台裏の妙な関係の濃さが垣間見えスギで鼻白む劇団も多いので、そのつど役者を集めるメガネのスタイルはこういうお話に効力を発揮するのかもね(断じて、悪口じゃない)。

過去にはショップ、共同住宅、兄妹など、近しい関係の中でのゴニャゴニャを描いた群像劇が多く、どれもそれなりに面白かったが、この狭いオフィス限定の人間関係の浅さ・繋がってなさをやった際のリアリティは、やっぱ現役の強みだよ。女性会社員特有の、全てがうわっつらで進んで行く「会社時間」の描写にリアリティがあるから、時折はさむディープな部分の漏れ・吐露により説得力が出るのだと思うが、どうか。誉めてんのか。誉めてんだ。

誉めスギついでに誉めると、国分クンが、なんともよかった。
彼は二度目だがもはや「メガネの良心」といった風情。メガネの物語に出て来る役には完全な善人が少なく(ハッキリ言って悪役並ばっか)、根のイイ役者は苦労する所だけれど、彼にだけは善人をし続けて欲しくなっちゃう(アホか)。「まんまに見える」ってのは結構大事な要素だもんね。
ただまあ、本人的には幅も欲しいかも知らんので、突然もの凄い性根の腐った悪役など振ってイジメてみたい衝動にもかられるがね。

と、まあ、イチ観客の感想にはとても見えんな。
結局誉め過ぎか。つまりちょうちん記事か。

でも「まちぶせ」と、奥行きを出す為に設定したと思しい「在日差別」と「義援金」と「男の友情」に関しては考え中にしとく。

まあ、いいや(いいのか)。
これじゃあ、劇評ブログみたいだよ(しかも筋を書いてないから、所詮モドキ)。


プレ・イベントイマカラパーティーで「女子の、女子の」と必要以上に連呼してしまったが、今回看板に偽り無い完全「女子の」物語を見せてもらって、ひとつ決着な気分。テレビの取材も入り、そこでも「女子の」というテーマを汲まれていた様で、いいカンジにクラッチを繋げられて良かったね(私信か)。

「女子売り」、続行!

「オフィスものならイマカラメガネ!」というのもウリになるな。ならん?

◎磁
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント
カテゴリ
live earth
最新記事
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

◎磁

Author:◎磁
J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


icon3

旧HP「電磁場」とのリンク期間終了しました。
これまでの活動報告やイベントレポートなどはリニューアルしてこちらでボチボチと引き継いでいます。これからの活動や仕事の話、主宰者の私事などもガチャガチャと書き散らしつつ。



今後ともよろしくお願いいたします。

click here↓


shots-poster2

followicon

oni-pos


Firefox ブラウザ無料ダウンロード

フリー素材 -SpiderWorks-

Google検索バー
now Loading...
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。