スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

燃えよ!ブチ切れ三姉妹

buchigire1

「焼きはらえ!(By.クシャナ)」と。

ライヴでさえ前記事のようにスカッとしないなら映画でも観ようと。
「ブチ切れ少女モノ」を欲している今日この頃。といっても「ハードキャンディ(デヴィッド・スレイド監督 2006)」みたいなのじゃなくて、かわいそうな目にあうだけあって、溜めて溜めて…の「力道山スタイル」のヤツね。

最近あんま無いんじゃない、この手の。日本では井口監督や西村さんとかがやってるアイドルみたいな女がヘンな事する映画がそうなのかな。ヒトコマも見てないからよく分からないけれど。

なので、スタンダードに「ブチ切れエスパー三姉妹」とも言うべき「キャリー」「フューリー」「チャーリー」を連続で鑑賞した(バカ)。
そうそう、これがデジタリー・リマスタリングの落とし穴。クライマックス、ピアノ線乱舞。今後、こういうアナログ特撮モノは「どれだけ色んなモノを見なかったフリできるサムシングがあるか」ってのが鑑賞のポイントになろう。
ザラザラの洋画劇場画面で見るに限るな、この頃のは。

三姉妹で潜在能力最強はやはり(サラブレッドでもあるし)最年少のチャーリーか。いかんせん潜在能力が大きすぎて体が持たない気がするが、子どもだから。あの後、成長して能力まんまだったら多分最強。
原作のカタストロフィーには到底及ばないが、まあまあ燃やしてはいるじゃん、ドリュー。ピアノ線を忘れてあげられる程には盛り上がらないけど。あまりにテンポ悪いアクションと糸で(火球、遅!)むしろイライラさせられるというのじゃ本末転倒。ザコはもっと一気にまとめて、最後は施設を(できれば街ひとつ位を)全部思い切り燃やしてくれない事にはスカッとしない。
てか、「ニワトリ焼いちゃってションボリ」って名シーンが映画の方に無かったのはビックリ。原作から勝手に頭で映像作ってたのね。あと、どうもジョージ・C・スコットの「いつも同じ芝居」が出て来るとテンション下がるんだよな。「エクソシスト3(ウィリアム・ピーター・ブラッティ監督 1990)」も同じ理由でランク低くしちゃってる。脚本は悪くないのに。

ドえらい久々に観た「フューリー」が思いの外ズッコケだったな。基本、好きなんだけど。
問題はスピルバーグの元嫁の芝居にある気がする。アイツも「いつも同じ顔の芝居」で興を削ぐ。よく分からない感情表現(涙目基本)でどう思ってあげればいいのか決めかねてるうちに、例のゴダールが誉めたスローで間延びさせられて、あのウザいダグラスとのグレイハウンドの芝居に突入、あの辺で正直もうこんな女どうでもいいやって気になってた。案の定、肝心な時に叫んで窮地に陥れたり邪魔ばっかして、結局何もできないし、何も救えない。
カサベテス1人爆破するのに目にチューとかよく分からない攻撃を合わせるのもまた弱そう。「ああ、こんな無敵になっちゃってこの後どうやって生きて行くんだろう」という心配もあまりない。美人で大人で実家が金持ちだから。日常、あんな元気玉みたいの溜めてるヒマなさそうだし。案外普通の主婦になって能力を錆つかせて、今頃ハッピーなんじゃないの?ギリアン。

buchigire2


コレを元ネタにしたとか噂されてる大友先生の「AKIRA」。文句なく「破壊力宇宙最強こども」の地位は揺るがずだが、男児だし絵だからこの仲間には入れない。"仲間"と言えば「貞子」も相当お怒りのようだが、なんせ実体が劇団員のクセに体弱過ぎるし、死んでからの殺し方がまどろっこしいのが難点。いくらクドクド説明されても幽霊の念写で世界が滅びる気がしないからランク外。サマラも。リーガンは、かわいそうという点では高ランクだが寝たきりで縛られてるから弱いのでダメ(何がダメなんだ)。

キャリーはやはりこのジャンルの草分けの意地か、結構強かった。火、水、風と全て駆使できるし、車を爆発させるスピードがチャーリーよりはるかに早いし、殺してる数が凄いもん。イジメの復讐というモチベーションを最後には完全に逸脱してる分「デビルスピーク(エリック・ウェストン監督 1981)」のぼうやよりタチが悪い。「ブチ切れ」モノの大事な部分であるタメのエピソードがいいんだよな。狂った母親とか遅いメンスとか(名前覚えない校長がサイコー)。

本日は、キャリー最強で(そういう話だったか?)。

だから少女なんだよな。
別に普段少女に自己投影してるわけじゃないけど(たりめえだ)、男が、超能力まで持ってんのにこういう理由でキレてどうのってんじゃ、ちょっと情けなくて眼を背けちゃうもん、同性としては。

このキャリエッタ、原作では街1個くらいの勢いでブチ壊してて、手が付けらんないよ、思春期のブス少女は。歪んだ思春期少女モノはやはりブス女優に限る(また始まった)
ただ、アレの後キャリーは殺してもらえたからチャーリーより幸せ。よく見てたらヘンな自分の力で壊した家の天井のガレキかなんかに当たって死んでるんだけど、あれは神の思し召しか?
そんで何、あのラスト。そもそもスーの罪悪感がどうとか、の話だっけ。
そうそう、ここでもアービングが感情の読みにくいヘンな芝居を思い切り披露しているからなんだか分かんなくなってんだよな。もう一回原作読んでみよう。

buchigire3


メイキングによると我らがシシがもの凄くこのキャリー役やりたがって、不必要に気合い入れたデ・ニーロ・アプローチ見せて強引にゲットしたらしい。
デ・パルマ自身は「もっと若くて可愛い女優」でヤリたかったようだな。とりあえずキャリーは老けたブスでガマンしておいて、アービングにツバつけておき、その後ギリアンに抜擢してノビノビとわけ分かんない芝居させたという経緯か。なんか情けないな、デ・パルマ先生(勝手に)。
そのシシが結局21世紀になっても「ブチ切れエスパー女王」に君臨し続けているという皮肉な結果。
ふたりを比べると分かるが、ただ突っ立ってるだけでバカバカ人が死んでくってのが強者の証か。ギリアンはだから弱そうなんだ。ドリューもそういえばハアハア言って突っ立ってるだけだもんな。そこに今日のポイントがあったな。「ブチ切れ少女は動かさない」これ、ノートに書いておこう。

「フレンチ・コネクション(ウィリアム・フリードキン監督 1971)」もそうだけど、案外監督が役者をお気に入りとかなんとかいうのって作品の質に関係ないんじゃないか。信用出来ないなんか面倒臭そうなの使ってイヤイヤ撮った方が邪念が入らなくて良作になるのでは?とすら思えるよ。

しかし、3本中2本が同じ原作者、2本が同じ監督という、こんな狭いトコで長々ウダウダ言ってるのが情けない。何か、他にあったっけ?ブチ切れ少女が世界を滅ぼす(もしくは滅ぼしそう)な名作って。
スカッとさせてよ!

◎磁
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント
カテゴリ
live earth
最新記事
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
最新トラックバック
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール

◎磁

Author:◎磁
J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


icon3

旧HP「電磁場」とのリンク期間終了しました。
これまでの活動報告やイベントレポートなどはリニューアルしてこちらでボチボチと引き継いでいます。これからの活動や仕事の話、主宰者の私事などもガチャガチャと書き散らしつつ。



今後ともよろしくお願いいたします。

click here↓


shots-poster2

followicon

oni-pos


Firefox ブラウザ無料ダウンロード

フリー素材 -SpiderWorks-

Google検索バー
now Loading...
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。