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Mother Nature's Daughter

kubi2

宗教でも啓発でも何でもそうだが。

ひとつの場所にずっと押し込まれて、昼夜も無く似た様な作業をひたすら繰り返すのが、人がもっとも早くトリップできる状況だろう。それが俺のルーチンだよ。

まして美術のようなジャンルの仕事で、ある事ない事含めて毎夜空想頭を酷使していれば尚早い。もう、何が常識だか誰が現実だか分からなくなってからが一人前の芸術家という側面もあろう(ねーし)。
周辺に「10年に一度の奇遇」や「電波攻撃」「おかしなものを目撃する」などの、ヘンな事ばかり起きてる気がして来たらもう要注意で、知人の中でなるだけ馬鹿を探して、バーベキューや花火かなんかのムダなレジャーに率先して参加するなどの策を講じねばネ。旅行も(場所によるが)可。
※かつてそのような状況で夜中の高尾山に星見に行ってヒドい目にあった。馬鹿さが足りなスギた…

映画などを作っている時に起こりがちな、集団ヒスのような極めてトホホな精神状態も、完成を見た後に振り返ってみれば撮影というムダに過酷で異常な環境(インディーだしな)が成せるハシカのようなものと分かる。

で、「鬼の首捕って候」。

なんだかんだで中くらいのヤツ、3作目だというのに狂ってたなあ、相も変わらず。また生首だよ…屍姦とかな。

この時は登場人物が皆陰惨に死ぬので(アホ)、前2作の轍は踏まじと、撮影に入る前に四谷参りを済ましたのだが、その四谷ですでに説明出来ない不可思議な現象に巻き込まれ、前途多難を意識したものだ。

野生児の様な出演者陣と天然系スタッフを連れて思いつきで行った四谷参りにて。

kubi1

▲どうでもイイが、凄い出来映えのダミーヘッドじゃんコレ…D肥先生とS山クンの手に成る。


田舎もん共が地図すら調べずテキトーな出口にわらわら降りて、その正確な位置が分かるはずも無く「確かコッチだよ、多分…」みたいに延々歩き回っていたら(当然、今思えば全く見当違いの方向)。

大通りの交差点、ビル陰に辻占いが出ていて。

…イヤ、まだおかしな事言ってないよ。本当に。中年女性の「易」かなんかの。居たの、マジで。
「すいません、お岩稲荷に行きたいんですが」と聞くと、「アッチ」と指差す。
地図でも出してもっと詳しく、というのがホントだろうが、なにせバカばっかなので「あ、アッチですね。ありがとうございました」と、指差された方向にゾロゾロ歩く始末。マトモなやつ一人くらい居ても良かったと思うのだが。大通り沿いに歩いても”前回(前々回)来たときは、絶対こんな風景じゃなかった”とアバウトに確信していた俺が「とりあえずウラ道に入ってみよう」という、まったく根拠のない提案をして路地をブラブラと。ムダ話なんかヤケに盛り上がってしながら、もはや誰も行き着けると思っていないヒマ人のお散歩大会になった頃。

なんの目印もない小道を通り過ぎようとしたとき、突然立ち止まった野生児主演女優が「……コッチじゃない?」と見当違いな方向を指差した。
「始まったよ、全然ありそうもないじゃん、ソッチ」だの「根拠あんのか」だのと皆で罵倒しながらも、誰にも「ソッチじゃない」という確信があったワケでもなかったので、より細い小道に入ってみたら…

20mも行かないうちに現れやがんの、ドーンとお岩稲荷。

「ウソ…何でコッチだって分かったの?」てな具合に問いつめても「…ん?なんか言った?」みたいなボンヤリ状態の主演女優氏。まあ、たどり着けたに越した事はない、と皆でノンキに鳥居をくぐったら、その女優氏、突然また大声で「ウワ!」とか言い出して。「…チッ、今度は何だよ?」と皆で問えば(すでに誰もマトモじゃない)、「今、このキツネの間を通った時、風が体内を吹き抜けて行って、何かが一緒に抜けて行った」式の狂った事を言い出した。
その後はカノジョ、「あ、なんかもう、今、浄化されたから今回は大丈夫」などと、発言は狂う一方で閉口したのだが、後によく考えたら、マトモに参る気があるのかないのか分からない不埒な集団がゾロッゾロ歩き回っているのをいい加減みかねたおキツネ様(お岩さんとは絶対言いたくない)が、とりあえず一番シャーマン的体質(カラッポとも)のカノジョに眼を付けて、導いてくれたことだよなあ、と思えても来る。

で、オチはさ。
滞り無くお参りをして勝手に浄化された女優と共に、件の辻に戻ってみたら…

居ないの、そんな易者。陰も形も。

全国的に、まして文化活動を志しているものなら誰もが知っている超有名お参りスポット「お岩稲荷」に、ここまでアヤシの手を借りなければたどり着けないヘタレスタッフっていったい。

結局、お導きと共に勝手に「何かがヌケた」女優氏以外はみんな、結構過酷な目に合わされたヒドい現場で(S山クンとか、命がけだし…)、河原のシーンにおかしな声録音されるし、アフレコのスタジオおかしな事ばっか起きるし、お参りの効果あったのかよ、と。

ひとつ、教訓として言える事があるとすれば、「自主映画は、無神経なくらい図太いヤツらと作るに限るネ」ってコトか(全く為にならない)。

でも、相当イイ加減な俺が一番神経質に見える程、”おおらかオーラ”の人達で作った本作…やっぱどっかヌルいんだよなあ…



…思い出したがあの声、なんだったんだよ実際…
「ま、いっか」。

◎磁
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Author:◎磁
J.I.V.A.主宰。 
「不惑」を迎えるも、これまで総合演芸の名の下にあらゆる見世物に手を出し口を出し、何屋だかいよいよ分からなくなってきた「惑いっぱなし」のチンピラ中年。


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旧HP「電磁場」とのリンク期間終了しました。
これまでの活動報告やイベントレポートなどはリニューアルしてこちらでボチボチと引き継いでいます。これからの活動や仕事の話、主宰者の私事などもガチャガチャと書き散らしつつ。



今後ともよろしくお願いいたします。

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